2021-03-03
こんにちは、スタッフのM美です(^^)/
”アフリカ”と聞いたら、広大なサバンナにライオンやゾウ、キリンなど野生生物の姿を思い浮かべる方、多いのではないでしょうか?
ケニアや南アフリカ、タンザニアなどは野生動物の宝庫として日本でも有名ですよね🐘🦒🦏
昨年から世界的に蔓延している新型コロナウイルスは、そんな野生動物たちにも影響を及ぼしているんです。
もともとアフリカでは、アフリカゾウやサイなど、野生動物の密漁が横行していました。
南アフリカでは、昨年3月下旬からロックダウンが行われ、外出制限のほか、国境も封鎖され、観光客がいなくなりました。
外出制限などが大幅に緩和され、経済活動が再開された現在でも、国外から観光客が来られるようになる見通しが立っていません。
南アフリカのGDP全体の8.6%(2018年)を占める観光業の収入が落ち込んだことで、環境保護団体の運営費用・資金が激減し、また、自然保護区内で人の移動が大幅に減ったことで、ブッシュミート(食用のための野生生物)をターゲットにした密猟の事件数が増えました。
いつもなら観光客を連れたサファリガイドの方々や保護団体がサバンナを走り回っていて、密猟者にとっては密漁しづらい状況だったのが、コロナ禍でチャンスといわんばかりに増えたそうです。
これは、南アフリカに限ったことではなく、南アジアやアマゾン流域、オーストラリアなど、世界中の野生動物が生息している地域で起こっています。
日本も新型コロナで話題に上ったハンコ文化に使われる象牙や象牙製品を売買している国として、もっと野生動物に目を向けていかないといけないですね。
デジトラッド
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